沖縄から上京してコンビニやスーパーを探しても、一向に見つからない紅茶飲料。
それが、コカ・コーラから販売されている「紅茶花伝ガーデンレモンティー」だ。
沖縄県民の多くは、沖縄限定で販売されているとは知らないこの商品について話していきます。
自販機で売られている沖縄の定番ドリンク
紅茶花伝のレモンティーといえば、クラフティ―などを想像する方もいらっしゃると思いますが、沖縄限定で販売されているレモンティーは、パッケージやペットボトルの形も少し異なります。
また、栄養表示に関しても、クラフティーのカロリーは100ml当たり25kcalに対し、ガーデンレモンティーは、100ml当たり31kcalと少し高め。
クラフティーは自動販売機で見かけることはほとんどありませんが、ガーデンレモンティーは沖縄の自動販売機でよく見かける商品で、ペットボトルと缶で販売されています。
紅茶花伝シリーズの製品について、もっと知りたい方はこちらのサイトでチェックしてみてください。
爽やかで甘さ控えめ、スッキリした飲み心地!
ガーデンレモンティーの味は、とても爽やかで甘さ控えめ。
沖縄のジュースは、甘ったるいというよりも爽やかな甘さになるように心がけて作っているものが多く、こちらもレモンの風味と甘さのバランスがちょうど良いのです。
香りが良くて、ちょこっと飲むだけでも十分な爽やかさを感じられます。
以前のパッケージでは、「さわやかなレモンと紅茶の香り」と書かれていて、爽やかな香りを打ち出して販売していました。
沖縄にはティー文化が根付いている
実は沖縄では、アイスティーが人気で、やたらと紅茶飲料の飲み物が売られています。
また、食堂などでもアイスティーはおかわり自由で提供されていたりと、やたらアイスティーを飲む機会が多いです。
日本経済新聞の記事によると、「ガーデンレモンティー」開発のきっかけは、社員が娘から「学校の昼の弁当時間に友達はアイスティーを飲んでいる」と聞いたことだそうです。
紅茶、コーヒーを含め「他県に比べて加糖のものが圧倒的に好まれる」とのこと。コカ・コーラ社の場合、レモンティーの自販機での売り上げシェアは約10%と本土に比べて高い。「沖縄の大学を卒業して本土に行った人から『ケースで買いたい』との注文が寄せられることもある」という。
つまり、それだけ沖縄県民にとっては、ティーというものは身近な存在で、お茶や水と同じぐらい暑い日の水分補給に必要とされる飲み物なのです。
この紅茶花伝ガーデンレモンティーは、沖縄県浦添市の返礼品にもなっているので、ぜひ一度飲んでみて下さい。