今回は、沖縄のお土産の定番となっている「ちんすこう」について。
「ちんすこう」は、さまざまなメーカーが製造しているため、お土産にどれを選んで良いのか分からない人も多いはず。
そこで今回は、大人に喜ばれる「コーヒーに合うちんすこう」をご紹介します。
430円で30個入りの大ボリューム!
琉球王朝時代に中国から伝来したちんすこうは、王侯貴族だけが祝いの席で口にできる宮廷菓子でしたが、今では沖縄県外の方からも愛されるお菓子になりました。
しかし、ちんすこうが愛されすぎたせいか、お土産売り場では多種多様なちんすこうが販売されており、どれを選んでいいか分からなくなることもあるでしょう。
そんな時におすすめなのが珍品堂から販売されている「コーヒーに合うちんすこう」です。

一般的なちんすこうは甘さが強いため、甘いものが苦手な人からすれば、お土産でもらっても素直に喜べないこともありますが、コーヒーに合うちんすこうは、甘さが控えめで、コーヒーとの相性抜群のため、コーヒーをよりおいしく飲むことができます。
そして何より特筆したいのが、このボリューム!

430円で30個入りは多すぎます笑
食べた瞬間にコーヒー風味広がるちんすこう


一口頬張ると、口の中で甘さがほのかに広がります。
そして、すぐにコーヒーが欲しくなります!
コーヒーがなくちゃ食べられないわけではないのですが、コーヒーを飲みながら食べたら美味しいだろうなぁーという想像がいとも簡単につきます。
この商品は、バリスタ焙煎ブレンド豆を使用したほろ苦コーヒー味の生地にチョコチップを練り込んでいるため、全体的にコーヒー風味もしており、それもあって甘さが全体的に抑えられている印象です。
サクサク感は、本来のちんすこうそのままなので、ちんすこう好きにもたまりません。
子どもにとっては、ちょっと物足りないかもしれませんが、この味を求めている大人は多いと思います。
コーヒーはブラック派じゃない人も、ぜひともブラックコーヒーでお召し上がりください。
ちんすこう工場でできたてを食べた幼き頃
沖縄県民にとって「ちんすこう」は、普通に食べるお菓子という感覚なのですが、県外の人が想像するほど、毎日ちんすこうばかりを食べているわけではありません笑
でも、沖縄では日常的に食べるお菓子として定着しているため、あらゆる場所でちんすこうが販売されています。
僕の通っていた高校では、2つ入りのちんすこうが20~30円ぐらいで販売されていて、それを放課後のおやつにしている生徒も多かったです。
おそらく、県外の高校の売店でちんすこうが販売されていることはないでしょう。
また、他のお菓子とは違って、ちんすこうには思い入れがあります。
沖縄には何カ所か、ちんすこう工場があり、そこで市販では販売されないちんすこう食べさせてもらえることがあります。
小学生のとき、通学路にちんすこう工場があったので、そこで訳アリで販売できなくなったちんすこうを食べたことがありました。
工場直売ならではの訳ありの味は、どういうわけか市販のちんすこうよりも美味しく感じ、ちょっとした特別感を味わいました。
ほんのりと温かくて、サクサクとしていて、甘さが広がります。
こういった幼少期の記憶も相まって、今でもちんすこうは大好きです。
定番の味を買いたい人は、南風堂の雪塩ちんすこうなどもおすすめですが、今回は少し変わり種をご紹介させていただきました。
ご友人やご家族へのお土産の参考になれば幸いです。