沖縄のCMソングといえば、独特な歌詞と耳に残るメロディーが印象的。
そんな沖縄のCMソングを集めたCDが販売されていることを知っているだろうか。
今回は、CDに収録されている楽曲を解説していきます。
なんでこんなに面白いの?
一度聴いたらクセになる沖縄のCMソング
今回は、2010年に発売された沖縄CMソングを全20曲集めたCD「沖縄ちゅらサウンズ presents 沖縄CMソング全曲集」について、どこよりも詳しく解説していきます。
一般的にCMソングというと、単にアーティストの曲が使われているものが多いですが、沖縄のCMソングは音楽作品そのものとして聴かせるものが多く、とても耳に残りやすいものばかりです。そして、遊び心満載のユニークな作品が多いです。
しかも、たった15秒だけでなく、フルバージョンで制作しているものもあるため、このCDではCMでは聴けない部分までしっかりと収録されています。
どんな曲が収録されているのでしょうか?
全20曲の中から、特に聴いてほしい曲を解説していきます。
「沖縄ちゅらサウンズ presents 沖縄CMソング全曲集」収録内容
1.UNIONですから!/ ミヤギマモル
2.オジー自慢のオリオンビール / BEGIN
3.ボンベくんのうた / 湧上高浩
4.さんかくお屋敷 / カラハーイ
5.忠孝の歌 / 登川誠仁
6.ゆけ!フリマガアグレ! / 城間ケンイチ & アグレキッズ
7.りゅうちゃんのうた / みな子♡
8.琉球泡盛残波 / 前川守賢
9.ワ・ワ・ワワラビー / 高橋莉李子
10.お母さんの味
11.ろうきん相談節 / 大城直也
12.パッパパイナップル! /パイナップル合唱団
13.ワイドー / 下地勇
14.ミルクでゲンキ / miwa & genki – kids
15.空の風 / しゃかり
16. 古酒琉球王朝
17.太陽の花 ( CMバージョン )/ 神谷千尋
18.夢の花 / All Japan Goith
19.中部美容専門学校CMソング / 湧上高浩
20.海の彼方 / パーシャクラブ
1.UNIONですから!/ ミヤギマモル
沖縄の人なら全員が歌えると言っても過言じゃない、スーパー「UNION」のCMソング。
このCMは、ユニオンの強みである24時間営業や品揃えの豊富さを歌詞に入れつつ、ウチナーンチュとしての思いも込めた定番CMソングです。
サビ部分もキャッチーで覚えやすいのですが、音楽作品として一番心にグッとくるのはBメロ。
この島で生まれてこの島で育った
この島が好きだから一流の島人になりたいな〜
この歌詞が乗ったメロディーラインが気持ちよく、ユニオンのことだけでなく、沖縄への思いも込めているのが心が熱くなります。一流の島人というのは、どんな島人のことを指すのかは分かりませんが、そこを聴いている人各々に想像させるのが素晴らしい。
そして、この曲にはセリフもあるのですが、とても良い意味でくだらなくて笑ってしまいます。
うちなーぐちで会話しながらも、ダジャレを余すとこなく使っていて、その遊び心も沖縄らしくて好きです。
大人気のちいかわでもユニオンの歌をネタにしているほど、メジャーな沖縄CMソング。
こちら、YouTubeでも公開されていますので、よかったらぜひ。
9.ワ・ワ・ワワラビー / 高良莉李子
この曲は、沖縄タイムスという新聞社のCMなのですが、あどけない少女が歌うキャッチーなメロディーが強烈に耳に残ります。
CMで放映されるのは、サビの部分なのですが、このCDにはフルバージョンで収録されています。そして、このフルバージョンがとてもくどい!(もちろん、これも良い意味です)
Aメロ、Bメロ、サビへと続く流れは気持ちよく聴けるのですが、最後の大サビの前にラップパートがあります。
またこれも、かなりしつこくラップパートが続くので、聴いているうちに「もういいよ!」と言いたくなるでしょう笑
ぜひ、その辺はCDで聴いてください。
サビ部分はYouTubeで観ることができるのでぜひ。
12.パッパパイナップル! /パイナップル合唱団
こちらは、ナゴパイナップルパークのCMでお馴染みのCMソング。
一度聴けば、誰もが覚えてしまうほど印象が強く、そしてくどい。笑
こんなにパイナップルを押しつけなくても・・・って思うほどにパイナップルを全面に押し出した歌詞は、圧倒的に耳に残るし、子供も一緒になって歌いやすい。
CMでは、この曲と一緒に踊る子供達の姿が印象的で、平成生まれの沖縄県民なら、小学生の時に一度は踊ったことがあるのではないでしょうか。
県外の人も、ぜひ踊ってみてください。
まだまだ紹介したいCMソングがあるのですが、この記事では、あくまで県外向けの方にYouTubeで映像を観られるものに絞らせていただきました。
沖縄のCMソングに興味を持った方、沖縄の懐かしCMソングを聴きたいという方は、ぜひこのCDをゲットしてみてください。